茶道

初茶会のお手伝い

初茶会のお濃茶席のお手伝いでした。私は主にお菓子席にいました。 立派にお席を務められた先生、先輩方、本当におつかれさまでした。右も左もわからずの参加でしたが、貴重な経験となりました。 私はこちらの母の訪問着と帯にしました。みなさまの華やかな…

はなびらもち♡

はなびらもち♡ 裏千家の初釜でいただくお菓子です。求肥餅に紅色の菱餅を重ね、ほんのり透けたピンクが花びらのようにかわいい。もちもちの食感、白みそ餡のやさしい甘さと牛蒡の蜜煮の香りが絶妙に合わさって、なんかもう味が美しいです。この味を知れただ…

白珪なお磨くべし。

聖徳庵へ。生徒さんの手作りサンタ帽の大福♡ 釜と柄杓まで! なんてクリエイティブ!😍💕 今日のお話は、「一顆明珠」(いっかみょうじゅ」、「白珪尚可磨」(はくけいなおみがくべし)でした。なにやら難しい言葉ですが、今日のお話を通しての私の解釈。私たち一人…

言葉の贈り物

これまでもブログに登場していますが、月に一度カナダ人のジャック先生のお茶室を訪ねています。先日、ジャック先生とお話していて印象的な言葉をもらいました。その日は生徒のSさんがお稽古をしていて、先生と私の3人でした。Sさんはそれまで部分稽古だけで…

年内最後のお稽古

先日のお稽古のお菓子は、「木枯らし」という名のねりきりでした。 白い雪がかかっていて、とーーーっても可愛いかったです。急いで写真を撮ったので可愛さが伝わりにくい写真に…。あまりに可愛いかったので撮りたかったんです…。その日は、貴人点てのお稽古…

お茶のお点前もメタ認知!?

二十四節気「大雪」の昨日、お茶のお稽古での発見。 お茶のお点前も、うまい人は第三の目が自分の動きを俯瞰しているのではないかということ。 自分を客観視する、いわゆる「メタ認知」ですね!?昨日は「立ち座り」と「空間を広く感じさせる動き」に気をつ…

"nowness" and my wish deep inside

今日はおばあちゃんの誕生日でした❤️今年もおばあちゃんに会って、お祝いを言えてよかったです。おばあちゃんの誕生日が来ると、一年が経ったのを感じます。午後からは聖徳庵へ。 I was so lucky that I could be there today. There was a new student, a w…

母のマゼンタの帯締めを締めてお稽古へ。

紬でお茶のお稽古でした。正座での転換は、木綿よりやりやすいように感じました。まだまだ不自然な動きにはなってしまうのですが…。 正座のまま動くとどうしても崩れやすくなるので、「お茶の着物の前幅は広めがいい」のですね。今日のお稽古を通して実感し…

「雪椿」と「茶」から生まれた椿「炉開き」

先日のお稽古の茶花はツバキの「炉開き」でした。炉開きの頃に花が満開になることからこの名前がつけられたそうです。 「炉開き」は「雪椿」と「茶」の自然交配によって生まれたという珍しい椿です。お茶の木に似た葉の形で、お茶特有のカフェイン・テアニン…

お茶の着付けはゆったりと。

お茶のお稽古でも、大統領選のことが話題になっていました。世界はどうなっていくのでしょう。掛物は円相。大きな◯が描かれたもの。デニム着物で行きました。炉のお点前では正座のまま体の向きを大きく転換するのですが、着物がツンツンしてうまく回転できず…

オランダからお茶を学びに。

先日の聖徳庵。 掛物は和敬清寂。お花は秋明菊で、高校生の男の子が生けてくれました!素直な感性が眩しいです。 炉開き前のため、風炉でした。 オランダから日本へ茶道を学びに来ていたエリックさんが、八寸をご用意くださいました。 エリックさんはオラン…

炉開き

11月は茶人の正月と言われています。「炉開き」と「口切」という一年の節目のおめでたい行事があるからです。 炉開きは風炉から炉へと切り変わること。口切は茶壺の口封を切り、夏から寝かしておいたその年の新茶で初めてお茶を点てること。 「亥の月(旧暦10…

お点前デビュー

先日、お茶のお稽古の発表会でした。着物は色無地にグリーンの帯揚げとピンクの帯締めにしました。 初めて立礼のお点前で、お点前デビューでした!一日中緊張緊張するときこそ、日頃のお稽古が大事だと痛感しました…! いいお道具の使い心地が、いつもと違っ…

花粉症にべにふうき茶

花粉症に、べにふうき茶のメチル化カテキンが効くそうです。もう5年以上飲んでいて、家族にも勧めています。私もですが、母や姉も効果を感じているそうです。(うちの母は私の健康情報は基本的に興味がないようですが、これは喜んでくれました!) 粉末のもの…

五行棚と陰陽五行の「太極」、紬に博多織の帯

久しぶりに聖徳庵へ。 お軸は鵬雲斎大宗匠筆の「颯々声」(さつさつのこえ)。"voice of the wind" お花は秋明菊。 10月は風炉の最後の月。中置きのお点前で使う五行棚でした。3本の竹の柱は節の数が違っていて、それぞれ「太極」「陰」「陽」を表すそうです。…

伝統色の切手シート

かわいい切手シート一枚使うことになったので撮影。抹茶色があるので、82円シートを紫、青も好きな色ばかりで結局2枚買ってしまいました。着物を着るようになってから、色の和名を調べるようになりました。微妙な色の違いを言葉で表現できるようになれたら素…

丹波篠山・陶芸体験と岩茶房ことり

初めて丹波篠山へ行ってきました!陶の郷の陶芸体験へ。抹茶碗を作りたかったのですが、完成したものは… 鉢、でしょうか。焼き上がりは2割ほど小さくなるそうです。思っていた以上に難しかったです!ちゃんと習いたいと思いました。 こちらは旦那作。トリを…

紫の江戸小紋に黒い帯

お茶のお手伝い2日目です。母の江戸小紋にしました。 帯は井澤屋の新塩瀬帯。七緒で大久保先生が紹介されていたものです。 帯揚げと帯締めは昨日と同じくkomamono玖さんのものです(*^^*) 今日は袷でちょうどいい気温でした。昨日は首元が寒かったので、今日…

紫の色無地に水色の帯

今日はお茶のお手伝いです。小紋でも紬でもいいとのことですが、色無地にしました。 帯は大伯母のもの。 komamono玖さんの帯揚げと帯締めです水色の帯ですが、青い帯締めがしっくりきました。青のグラデーションになりました。 帯揚げは、普段の帯揚げの数倍…

中秋の名月、お茶席のお運び。

中秋の名月。お茶席のお運びをしました。終了後、お庭を撮らせていただきました 教えていただくことばかりで、なかなか臨機応変に動けませんでした…。早く先輩方のように動けるようになりたいです。 帰り道では綺麗なお月さまが見れました 練習していた、単…

着物のとき、動きやすい正座のコツ

9月15日は旧暦の8月15日、中秋の名月です。その前日の夜のことは待宵(まつよい)と呼ぶそうです。 観月茶会にてお茶のお運びをする予定でして、帯を見ていただくため着物で茶道のお稽古に行ってきました。 新之助上布さんの綿麻の着物に、絽綴れの帯です。帯…

千家十職の軌跡展へ

ぜひとも行きたかった日本橋三越の「千家十職の軌跡展」。千利休の時代から現代までの400年以上に渡る茶道具を約250点展示。うわーいいなーっていう気持ちを言葉にできるほどの表現力を持っていないのですが、面白かったです。やっぱり黒樂茶碗が好きです。 …

「吾心似秋月」(『寒山詩』)

先日のお稽古の掛け軸は、「吾心似秋月」(吾が心、秋月に似たり)でした。 唐代の『寒山詩』の言葉だそうです。 吾心似秋月 碧潭清皎潔 無物堪比倫,教我如何說 吾が心秋月に似たり 碧潭(へきたん)清くして皎潔(こうけつ)たり物の比倫に堪える無し、我を…

練色の絽綴れの帯

練色の絽綴れの帯が届きました♡ 透けていて可愛いです♡ 銀糸が入っていて、単衣の色無地に合わせるために買いました。小千谷ちぢみにも合いそう! お茶席でしめる前に、一度お茶の先生に見ていただこうと思っています。 これからお茶関係で着物を着る機会が…

処暑のお稽古

昨日8月23日は二十四節句の「処暑」。暑さが和らぐ、という意味だそうです。姫路は35度の暑さが続いていますが、昨日のお茶のお稽古では季節の移ろいを感じました。 お軸はオレンジのほおずきが描かれた「虫の音」。 お花は宗旦槿、ススキ、秋海棠、露草とあ…

京都・紫野源水

京都の紫野源水さんに8月頭に行った時の写真です(*^^*) 写真にはありませんが、お酒のリキュールを使った琥珀糖、見た目も涼やかで可愛く好評でした。 きな粉のような大豆の粉を四角くかためたお菓子が美味しかったのですが名前を失念生菓子はお渡しするよう…

明日は今年の旧暦の七夕です。

月岡芳年『月百姿』より「銀河月」 明日、8月9日は今年の旧暦の七夕です。日本の七夕行事の起源を調べてみたのですが、中国の牽牛と織女の神話や日本古来の行事等の様々な要素が混ざって形作られていったそうです。 こちらのサイト(七夕伝承雑記)が面白かっ…

着つけは英語で何?/お茶のお稽古で"change"を使ってドッキリな意味になった話

着つけ/着せつけを英語でどう表現するか。 とっさに出てこなかったので、Jack先生に教えてもらいました。 自分が着ること(自装)も、誰かに着せること(他装)も dress でいいそうです! ネットで調べても、 着付けは"Kimono dressing" 着付け師は"Kimono dress…

「柳は緑、花は紅」あるがままに。

「柳緑花紅」(りゅうりょくかこう) 「柳は緑、花は紅、 真面目 (しんめんぼく) 」蘇東坡(北宋)「見るほどに みなそのままの 姿かな 柳は緑 花は紅」 一休禅師「色即是空 空即是色 柳は緑 花は紅 水の面に夜な夜な月は通へども 心もとどめず 影も残さず」沢庵…

「一滴潤乾坤」一滴のしずくが、天地を潤す。

最近、美しいものは心を潤してくれるな〜、と感じていまして。 京都のお茶室にてその話をしたら、こちらの禅語を教えていただきました。 「一滴潤乾坤」一滴乾坤を潤す。 乾坤の乾は天、坤は地を指します。 一滴のしずくが、全宇宙を潤す。 出典は景徳伝灯録…