信頼できる染み抜きの職人さんは納得できるまで説明してくださる職人さんでした。

昨日、大阪・堂島の吉澤先生の教室で開催された『きものお手入れ相談会』。染色補正師の栗田さんと先生によるトークショーの後、それぞれ着物を持ち込んでの個別の相談となりました。

トークショーもめちゃくちゃ面白く勉強になったのですが、そちらの感想はこちらで。
今日はなんといっても母の訪問着を見ていただいた感想を!
 
こちらが母の訪問着。 他のお店では、「染み落とし・箔加工がいる」だけの説明で、「何が原因の染みで、なぜその作業がいるのか」がわかりませんでした。そこで今回栗田さんに見ていただくことにしました。
 
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白い柄のところの黄色く変色した部分が染みです(;_;)
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幸い、袖の柄は無事でした。比較すると、黄色い染みがよりよくわかります(T_T)
 
今回栗田さんに見ていただいて、わかったこと。
 
・染みの原因がカビだったこと
・カビにどう対処したらいいか(そのままにしておいていいのかどうか)
・他のお店で勧められた箔加工をしていたら、元々金箔のない柄の着物がキラキラの印象の違う着物になってしまっていたかもしれないこと
・どういう作業が必要で、お願いした場合どこまでできるか
 
…などなど納得できるまでご説明くださいました。
 
除菌、染み抜きをして色を合わせていただくのですが、そのまま栗田さんにお願いすることにしました。母の為に祖母が誂えたお着物、長く大切にしたいです。
 
他のお店で、納得できていないのにお願いしなくて本当ーーーーーーに良かったです(>_<)
 
そのお店では他にも「おや?」と感じたところがあったので参考までにシェアします。
 
まず、5月に母の訪問着を他の着物と一緒に洗いに出しました。
その際に「汗をかいたのですが…」と伝えたのですが、「汗抜き」の話にはならず、「丸洗いのみで、必要であれば染み抜きの見積もりを送る」ということになりました。
 
汗の成分は99%が水のため、水を使う汗抜きでないと、汗の汚れは落ちないそうです。
丸洗いは洋服でいうドライクリーニングのような洗い方で水は使いません。
汗抜きのことは知ってはいたのですが、丸洗いでいいと言われたのでそのまま「丸洗い」をお願いしてしまいました。
やはり「汗抜き」をしてもらえるところを探すべきだったと反省です。
 
その後、染み落としの提案とお見積りが届きました。「染み落としと箔加工併用で○万円」との内容でした。書いてあることの意味がよくわからず電話でお話したのですが、やはり納得できずでした。
 
そのお店は値段がぼったくりなわけではなく、染み落としを断りづらかったわけでもなく、その他不満な点はなかったです。
 
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最後に、先生撮影の栗田さんと、カビが原因と知り動揺する私(笑)みんなでわいわい言いながらの相談会だったので、楽しかったです(*^^*)