「柳は緑、花は紅」あるがままに。

「柳緑花紅」(りゅうりょくかこう)

「柳は緑、花は紅、 真面目 (しんめんぼく) 」蘇東坡(北宋)
「見るほどに みなそのままの 姿かな 柳は緑 花は紅」 一休禅師
「色即是空 空即是色 柳は緑 花は紅 
水の面に夜な夜な月は通へども 心もとどめず 影も残さず」沢庵禅師

柳の緑色、花の紅色、あるがままの自然の姿が美しいこと。春の美しい景色を表す言葉でもあります。
春になれば緑の新芽が芽吹き、紅の花が咲く。当たり前だけれど、その当たり前のことが、真理である。
有名な禅語で、茶席のお軸としてもよく使われるそうです。

 

あるがままを受け入れる、という意味の禅語を探していて、この言葉を見つました。

 

あるがままを受け入れることは時に難しいです。
病だったり老いだったり、人の力ではどうにもできないことを受け入れたくなくて悲しい気持ちになる。

 

季節は巡り、命も繰り返されること。
あるがままの現実を、あるがままに受け入れること。

 

無欲になる。求めない。それが難しいからこそ、心の修行が必要なんだろうな。道は遠いです。

 

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杭州西湖畔の写真だそうです。こちらのblog(

花は紅 柳は緑)より。杭州西湖は大学生の頃、旅行で行きました(*^^*)