着物のとき、動きやすい正座のコツ
9月15日は旧暦の8月15日、中秋の名月です。その前日の夜のことは待宵(まつよい)と呼ぶそうです。
観月茶会にてお茶のお運びをする予定でして、帯を見ていただくため着物で茶道のお稽古に行ってきました。
新之助上布さんの綿麻の着物に、絽綴れの帯です。帯締めはkomamono玖さんの畝打組のもの。ブルーがキレイです(*^^*)♡
お茶席では単衣の色無地を着ます。
単衣にしめる帯の種類はお茶の先生によって考えが異なりますが、今度のお茶席では暑いので夏帯の方もいらっしゃると伺いました。私も夏帯にすることにしました。
綿麻の着物でも暑かったです〜。単衣は暑くてエライコッチャになりそうです(´-`)
久しぶりの着物でのお稽古。薄茶のお点前のお稽古と、お運びも練習させていただきました。
これまで、着物でお稽古をするときに苦手なことが二つありました。
一、上座へ行くときは右足から、下座へ行くときは左足から立つ。
二、正座したまま片膝ずつ横へ移動する。
両足を揃えて前後に動くのはできるのですが、左右の膝を開く動きがうまくできない。裾がうまく開かなくて、不自然な動きになっていました。
今回教えていただいたのが、正座をするときに「ゲンコツ一つ分膝と膝の間を離す」座り方でした。
そうすると、裾がツンとならずに、次の動きがやりやすくなりました!
膝と膝の間をぴたっと引っ付けて座っていたのが原因だったなんて盲点でした!
着物での動きについて、もっと意識していきたいです。
着物で正座をするときに膝と膝の間を離すというのは一般的なことなのか気になります。