「雪椿」と「茶」から生まれた椿「炉開き」

先日のお稽古の茶花はツバキの「炉開き」でした。炉開きの頃に花が満開になることからこの名前がつけられたそうです。
「炉開き」は「雪椿」と「茶」の自然交配によって生まれたという珍しい椿です。お茶の木に似た葉の形で、お茶特有のカフェイン・テアニンを含んでいるそうです!
中国で発見された「チャ」の学名は「Camellia sinensis」(=中国の椿)。ツバキ科ツバキ属の木で、当然ツバキに似ているのですが交配種があるとは知りませんでした。ちなみにツバキは日本から世界に広まった花で、藪椿の学名は「Camellia japonica」(=日本の椿)だそうです。

「炉開き」が一輪挿しに生けられた姿がキレイだったので描いてみましたが、やはり写真もお借りしますm(_ _)m

ツバキ属の交配種より。

掛物は円相。お菓子は薄紅葉。壺荘付花月をしました。
「正座のまま着物で90度転換」が自然にできるようになりたいのですが、年内のお稽古も残り6回程…。年内にできるようになれるでしょうか!?( ´ ▽ ` )