人の価値観に迎合するな
憧れの人、影響を受けた人、好きな人
そんな人、いますよね。
そうすると、その人に好かれたくなる。認められたくなる。喜ばせたくなる。その人のようになりたくなる。
それは、向上するきっかけになる。「学ぶはまねぶ」と言います。真似から入って、憧れの人に近づく努力をするのは学習の最短ルート。
しかし、大切なのは、「自分の頭で考えながら」「自分の価値観を大切にしながら」「自分のために」であること。
あの人に好かれたい
あの人に認められたい
あの人を喜ばせたい
あの人に近づきたい
価値観の軸が他者にあると、あなたはいつまでも満たされなくなる。人の行動に反応するだけになってしまう。それは、人生の主体性の放棄である。
その人に好かれたいのはなぜ?
その人に認められたいのはなぜ?
その人を喜ばせたいのはなぜ?
その人に近づきたいのはなぜ?
そうやって、自分自身に問いかけてみると、自分の想いが見えてくるかもしれない。大事なのは、「自分」に軸を置いて行動することだ。そして覚えておいてほしい。
自分を大好きでいてあげられるのは自分。
認めてあげられるのも自分。
喜せてあげられるのも自分。
あなたは、あなたのままで尊い。
他者の価値観に、迎合するな。価値観の相違に、傷つかなくていい。そっと目を閉じ、耳を塞ぎ、背中を向けて離れればいい。
大切なのは、あなたのままでいること。
Photo: 京都 大原 三千院