暑い夏に。麻の半襦袢、麻の腰紐、紗織の伊達締め、へちまの腰パッド、白色のくノ一夏子

気象庁の発表で、2016年の夏は暑くなると言われています。

姫路はすでに30度近い気温の日も。30度の日は浴衣でいい、という話を聞いたことがあります。洋服ならキャミソールでもいいくらいですものね。
暑くても着物を着たいので、夏に向けて涼しい小物を揃えることにしました。夏の透ける着物用に、色は白色を。
 
 

 <麻の半襦袢

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夏用の襦袢をどうしようか悩んでいて、麻か爽竹で長襦袢を誂えようかと思っていました。インスタで「麻の半襦袢買ったよー」という投稿を見て、これだ!と早速購入。涼しいです。暑い日はもう綿の半襦袢に戻れないかもというくらい。
【追記】洗濯で肩幅が伸びてしまいました。おそらくリネンだから?そのレポートもおってしたいと思いますm(_ _)m 

 

<紗織の伊達締め>

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麻と迷ったのですが、博多織の伊達締めが好きなので…。ただ、汗をかいてもじゃぶじゃぶ洗えるという点では麻の方が良かったかも?
まだ硬いです。使っていたら柔らかくなるかな?
ピンクの伊達締めを使っていたのですが、透ける着物だと目立っちゃうので白色を。

<麻の腰紐>

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半襦袢1本、胸紐1本、おはしょりの補正に1本使用。タオル補正用の1本は、とりあえずへちまの腰パッドなので入りませんでした。熱がこもらないため涼しく感じます!
腰紐は絹のものを使っています。

<へちまの腰パッド>

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へちまの腰パッド、いろいろ種類がありますよね。ワッフル状になっているのがいいと聞いたのでこちらにしました。厚みがこれでいいかは検証中ですが、タオルよりは涼しいです〜。

<くノ一夏子の白色>

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吉澤先生もオススメのくノ一夏子。良すぎてもう一枚白色を買いました!透けちゃうから、最初から白色で良かったかも笑 その時は透ける襦袢と着物じゃなかったから気づかず。

くノ一夏子は背中は大きく開いていて、メイクとヘアセットしてからでも着れるのでおっちょこちょいでも安心!背中に余計な補正がないのも夏子さんのいいところです。

以前書いたくノ一夏子の感想です。

<べっぴん帯板>

たかはしさんのべっぴん帯板。メッシュで涼しそう〜と思っていましたが、やはり以前使っていたもと比べると涼しいと思います。

小を使っていましたが、半幅帯だと幅が足りずに折れてしまいます(特に博多織)。吉澤先生が「幅の広い大を試しに注文したよ〜」と仰っていて、私も大も買ってしまいました!そちらの感想はまたの機会に…。
 
半襦袢の下は、裾除けだったりステテコだったり。裾除けで慣れてしまったのでまだステテコに慣れていないのですが、汗をかくようなときにはいいかも。
 
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以上の小物に阿波しじらで、30度近い気温の中を駅まで15分歩きました。汗はかくけれど、以前より熱がこもらない分暑さがマシに感じました。風が吹くと案外涼しい。
阿波しじらの着物、涼しいです。お茶のお稽古でも、「涼しそうなお着物ね〜」と好評でした(*^^*)
 
今の衣替えのルールって明治時代に定められたそうです。それまではそんなにうるさくなかったんじゃないかなーと想像。基本的なルールは覚えつつも、実際の気温に合わせた装いができたらと思います。
蒸し暑い日はみなさまもこまめに水分補給してくださいm(_ _)m